奮起湖の森林の妖精が白い光を放って飛び回り、草むらや樹林がきらめいている様子はとても魅力的です。
(異常気候のため、ホタルが出る時間も影響を受けます。無料ガイドツアーの時間はホテルにお問い合わせて下さい。)
二月中旬から三月末→神木蛍
四月中旬から六月初旬→大端黒蛍、黒翅蛍
七月初旬から八月初旬→三節熠蛍、梭徳氏脈翅蛍
九月中旬から十月中旬→台湾山窗蛍
十一月中旬から十二月→鉅角雪蛍
一年を通して蛍が見られる季節があります。
観光客の皆様は、たくさんの蛍が集まる珍しい光景を楽しむことができます。 夜空と一体になった蛍の光の海の中へ入り、蛍と楽しむダンスはとても不思議でロマンチックです。
蛍は生存環境に対して特に敏感ですが、奮起湖特有の原生自然生態は蛍に絶好の生存空間を提供しています。蛍の季節に奮起湖にいらっしゃるのは、大自然の生態をご自身で体験できる旅行として他にはないチャンスです。
四季を通して奮起湖では蛍が見られます。
蛍は生長環境に対する要求が高く、都市の鉄筋コンクリート、光の汚染、騒音等はどれも蛍の生存を妨げています。ですから蛍は環境を監視測定する指針となる生物と言えます。依然として原生生態を保っている奮起湖の山間地帯では、活動している蛍の種類は二十種類以上にも上ります。
春節の雰囲気のまっただ中、神木蛍が一年の蛍の季節の序幕を開きます。鉄道の上の妖精の群れは、草むらの中からゆっくりと白い光を放ち、次々と樹林の中から湧き出てきます。天空を飛び回っている様子はまるで空いっぱいに舞っている雪のようで、思わず声をひそめてしまいます。寒さが厳しい高山の夜に、意外にもこのような魅力的な光景が現れるとはとても想像し難いものです。
春の訪れで花が開く時、蛍もいっしょに現れます。この時期活動する蛍の種類は黒翅蛍、大端黒蛍や紋蛍等です。中でも黒翅蛍は数が最も多く、最もピークの時期では千匹にも上る黒翅蛍を見ることができます。
蛍は寒い冬でも発光します。
多くの人は、蛍が飛び交う美しい夜景は春と秋の二つの季節にしか現れないと思っていますが、ところが実は寒波が襲う高山の冬の夜には、台湾特有の冬蛍の家族が最も活動的になります。おびただしい数の蛍が空いっぱいに舞い、流れ星のような生態の壮観が生まれます。原生林の真っ赤な楓の葉が枯れ落ちる頃、奮起湖のたくさんの鋸角雪蛍(台湾特有の冬蛍)が一匹一匹と羽ばたき始め、凍えるような摂氏10度の季節を迎え入れ、静まり返った台湾の高山原生林の中でひっきりなしに飛び交い、地平線の流れ星のように10数秒も続けて輝く別種の光を放ちます。
宿泊のお客様に最高の蛍鑑賞を体験していただくため、当ホテルは特別に春、夏、秋、冬の4つの季節別に異なる特色を持った無料の蛍鑑賞の旅のスケジュールを計画しました。
春→黒翅蛍、大端黒蛍
夏→三節熠蛍、梭徳氏脈翅蛍
秋→鉅角雪蛍
冬→神木蛍
奮起湖で蛍の鑑賞をするベストタイミングは夜6時から8時です。また蛍の発光する光や飛翔に影響が出るため、雨季、濃霧や寒波の時期は相応しくありません。この他、蛍鑑賞に行く時の服装は長袖の上着、長ズボン、滑りにくい靴を装着してください。竹林や密集した草むらで蛍の鑑賞をする場合は、蛇等が出る場合もありますのでゴム長靴をはいてください。必需品は虫よけスプレーと懐中電灯です。懐中電灯の光はそのままだと蛍の光に影響しますので、ランプの所にセロファンを貼りつけたほうがよいでしょう。